信州そば…自家製そば粉を井戸水で打つ【そば処 柳家】

店周辺


信州そば

この夏、涼を求めて山国信州に赴く人も多いのではないだろうか。そば通なら涼をとるついでに信州そばを食べたいと考えてる人も多いと推測する。いや、むしろ、信州そばを食べるついでに涼をとる人のほうが多いのではないだろうか…。そこは、憶測の域を出ないのだが…さて、信州と言っても広い、同じ県なのに北と東と南で方言が違うほどだ。その広い信州で広い意味で使われている「信州そば」いったいどのあたりが信州そばなのだろうか。

信州そばとは…。

Wikipediaによれば

信州そば(しんしゅうそば)は、一般的には長野県で作られる蕎麦の総称である。と考えられている。

…との事なのだ、さらに詳しく調べてみたが、相当の記事の量になるので今回は省略するが、今回の記事に関係が有りそうな部分のみWikipediaより抜粋引用すると

高遠そば(伊那市)

会津松平家の初代藩主保科正之は大変なそば好きだったと伝えられており、また二十数年信濃国高遠藩との密接な関わりがあり、この地域ではみそ味(みそ+大根おろし+ネギ)のそばつゆ「からつゆ」にて蕎麦が食されていた。その後、保科正之が陸奥国会津藩23万石と大身の大名に引き立てられたことがきっかけで、この「からつゆ」蕎麦の食べ方も会津地方に伝わり、発祥地の名を取って「高遠そば」と呼ばれるようになったが、その名が逆に会津から高遠地区に伝わって「からつゆ」蕎麦を「高遠そば」とも呼ぶようになり、それに対して出汁の効いた醤油味のつゆは「あまつゆ」とも呼ぶ。現在福島県の高遠そばは南会津郡下郷町の大内宿の名物として有名である。当地では箸が用意されず、付け合せの長ネギを用いて食す事が特徴である。

本山そば(塩尻市)

本山宿は「そば切り発祥の地」といわれ、その所以は宝永3年(1706年)に出版された『本朝文選(風俗文選)』に「蕎麦切りといっぱ(いうのは)、もと信濃の国本山宿より出て、あまねく国々にもてはやされける」と書かれたことによる。また、本山宿本陣では寛文10年(旧暦)6月4日(1670年7月25日)の大名宿泊時に蕎麦切り献上の記録も残っている。この地域では家庭毎に蕎麦打ちの技術が伝えられていたこともあって長らく蕎麦屋がなかったが、本山手打そば振興会の手によって蕎麦屋が開店した。ただし、日本のそば切りの発祥は宝永3年(1706年)より古い文献も示されているため、本山そば説が否定されることもある。

…と、されているが、正直美味ければどうでもいいと言ったところなのでは…。


自家製そば粉を
井戸水で打つ

最寄りのインターチェンジから国道153号線を30分から40分ほど車を走らせると国道沿いに民家を改造したこじんまりとしたそば屋が見えてくる。見えたと思った瞬間に通り過ぎてしまうような、控えめな門構えだ。

この店に来れば、自家製そば粉を地下41メートルから汲み上げる井戸水で打つ、こだわりの手打ちそばを食べることが出来る。


店入口


駐車場

車を走らせる…と前述したのは隠れた名店のサガというべきなのか宿命というべきなのか…店の場所が公共の交通機関から離れている。自家用車等の手段を用いるしかない。だが、駐車スペースが無い、あるいは、あっても数台停められるだけ…というジンクスめいたものがある。(ジンクスというかどうかは個人的見解なのだが。)

今回もそのジンクス通り駐車場は普通車が3台か4台停められるかどうかの広さのしかないので注意が色々必要だろう。


予約席


【そば処 柳家】

磨き上げられた店内、ほのかに香のは、イグサの香りのみ…不思議なことにこの店は、いつ行ってもイグサの香りがするのだ。定期的に畳表をぐらいは替えているのだろうか。だとしたら客に対する最高級のもてなしなのではないだろうか。その、最高級のもてなしの店の名前は【そば処 柳家】だ。


せいろそば(並)


せいろ蕎麦

柳家のせいろそばは全てが美味い、そば、つゆ、やくみ…全てだ。ゆえに、あくまで個人的なのだが、通ぶった食べかたを紹介したい。

  1. そば(そば切り)のみを食べる……美味い
  2. そばに山葵を乗せて食べる…美味い
  3. つゆをほんの少しだけ口に含む…美味い
  4. あとは好みで気の向くままに食べる…美味い
  5. いいタイミングでそば湯が提供される。そば湯をつゆに若干入れると香りが更に立つ…美味い
  6. あとはお好きにどうぞ。

単純(と言ったら御幣があるだろうが)な料理なのに奥が深い…一つ一つの主張が強いのに混ぜてもケンカしない、むしろ、極上のハーモニーだ。夢中で無口で食べて、発する言葉は「美味い」だけなのだ。

…とは言え、美味しく食べれれば何でもいいと言ったところか、欲するままに食してみて欲しい。


季節の山菜・野菜天ぷら


季節の山菜
野菜天ぷら

そばだけではない、癖になってしまうメニューが「季節の山菜・野菜天ぷら」だ。

失礼を承知で話すと、あまり華やかさが見受けられない、どちらかというと質素で地味だ、だがしかしこれが美味い、季節の…と、いうだけあって、まさに旬の食材の素材のおいしさを最低限の手の加え方で最高に引き出している。一つ例をあげるならば「カブ」だ、ただ揚げてあるように見えるのだが、これが甘い、そしてほくほくしている、溜息だ。どうやら野菜も自家製らしい、これは素材の段階で相当に手をかけて育てたのだろう。


メニュー


リンク/MAP

そば処 柳屋


【私的出来事】Private News Laboratory【情報研究所】

実家は暑かった、けど、扇風機回せば十分「涼しい風」が来る、今日くらいならクーラーは必要ないかなー、と、思いつつも、室内で熱中症になる事象も多いから、やっぱりなんかしら適当なクーラーを取りつけようと考えている。私(watakusi)でした。