火炎放射器…鉄砲水…鳥…シカ…ミミズ

火炎放射器…鉄砲水…鳥…シカ…ミミズ

凄まじい勢いで
荒廃していく。
火炎放射器で焼いたように
山容が枯れていく

…あのへんの記事からの続き


火炎放射器

大台ケ原は1970年以前、1平方キロメートルあたり、シカは3~4頭だったものが、1980年代以降は40頭。

大台ケ原そのものが凄まじい勢いで荒廃していく。火炎放射器で焼いたように山容が枯れていく。

ウグイス、コマドリ、ツグミが笹を喰われるから、鳥が消える。

シカの高密度化

シカの激しい摂食でササが消滅すれば、営巣環境を失ってウグイスが姿を消すのは当然です。シカの採食は地上から約二メートルまでの森林の下層ですから

野生鳥類へのシカの高密度化による影響は、日光、尾瀬、丹沢山地、伊豆の天城山地、南アルプス、荒川源流部の奥秩父、紀伊半島の大台ケ原、四国山地、九州山地など、シカが高密度で生息する地域ではどこでも深刻です。

南の屋久島には小型のヤクシカが生息しています。(-中略-)ヤクシカは増えに増え、2012年には1平方キロメートルあたり20頭とか30頭といった高密度になってしまいました。

(オオカミが日本を救う!101~104頁より引用)


鉄砲水

地表被覆の草木が裸になると、土壌が雨に流れて屋久島は岩がむき出しになり、鉄砲水の原因になっている。

普通「土」と呼んでいるものはミミズの糞。

そのミミズが作った土を、シカはたちまち裸にしてしまう。

10ミリ100年

ミミズは1ヘクタールあたり16万匹も生息すると書いています

(-中略-)ミミズは地表の落ち葉や動物の死骸、それに岩屑を食べて、消化器内で消化しながら無機物と有機物を混ぜ合わせて糞として排泄します。このミミズの糞が栄養分豊富な表土を形成するといわれています。このようなミミズの土壌形成量は年に0.1ミリ前後といわれていますから、厚さ10ミリの土壌を作るのに100年もかかることになります。

(オオカミが日本を救う!104~105頁より引用)

なわばり(テリトリー)

犬を見てもわかるとおり、なわばり(テリトリー)は命をかけて守る。

獲物が少ない世界では10万ヘクタール(1000平方キロメートル)、多いところで60平方キロメートルの面積を移動する。

具体的にはオオカミ6パック(18頭前後)で神奈川県や徳島県の面積と同じぐらいの面積のテリトリーが必要である。

オオカミは群れで生活します。その社会構成は、雄一頭、雌一頭から成るつがいとその子供たちから構成されるパック(家族群)が基本です。

どのナワバリの個体も立ち入らない広い緩衝地帯を置くことが普通です。緩衝地帯の面積は、オオカミが生息する地域の面積の二〇~四〇%にもなると報告されています。

(オオカミが日本を救う!153~155頁より引用)

(続く…かも)


参考/リンク

日本オオカミ協会会長丸山直樹氏

オオカミが日本を救う! 生態系での役割と復活の必要性 [ 丸山直樹 ]


【私的出来事】Private News Laboratory【情報研究所】

異常気象…暖冬…暖かい…とは言え、まだフキノトウは顔を出してなかったです
…私(watakusi)でした。